高配当株の銘柄選びの基準はこれだけでOK!減配しない大企業を狙う堅実戦略【初心者向け】
こんにちは!駐屯地の兵士です!
「高配当株に興味はあるけど、どんな銘柄を選べばいいのか分からない…」
「利回りだけ見て買っていいの? 減配されたらどうしよう…」
そんなモヤモヤを抱えながら、なかなか“最初の一歩”が踏み出せない方へ。
この記事では、
投資歴5年・年間配当36万円・金融資産1,500万円超 の僕(駐屯地の兵士)が、ふだん意識している 「高配当株の銘柄選びの基準」 を、包み隠さずお伝えします。
👉 高配当株投資の基本を知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
とはいえ、僕はプロのアナリストでも、天才トレーダーでもありません。
投資スタイルはきわめて堅実で、
「減配しない大企業を中心に長期保有する堅実型」
- 投資でギャンブルはしない
という方針でコツコツ積み上げてきました。
難しい指標を完璧に読み解く必要はありません。
この記事の基準をそのままマネしてもいいし、自分なりにアレンジしてもOKです。
「個別株をポチるときの不安を、少しでも軽くする」
そんな思いで書いていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
Contents
僕の高配当株スタイルは「減配しない大企業」を長期で持つこと
まずは前提として、僕の投資スタイルをハッキリさせておきます。
減配しない大企業を中心に、長期保有する堅実スタイル。
ギャンブル的な値動きや、一発逆転は狙わない。
理由はシンプルで、
「給料からコツコツ積み上げたお金をカジノに突っ込みたくないから」です。
高配当株投資は、
派手な“ドカン”という利益よりも、
-
毎年じわじわ増えていく配当金
-
将来の自分を守ってくれる“心のゆとり”
この2つを育てていくゲームだと考えています。
だからこそ、
・わけのわからない急騰株
・将来性が全く読めないビジネス
・配当方針が不安定な企業
には、基本的に手を出しません。
代わりに、
-
ほぼ確実に潰れないレベルの大企業
-
長年、配当をきちんと出してきた会社
-
ビジネスモデルが直感的に理解できる会社
を中心に、じっくり拾っていきます。
そのうえで、
「じゃあ具体的にどんな基準で選んでいるの?」
という話を、ここから順番に解説していきます。
基準① 税引後4%以上の配当利回りを狙う(目安のレンジ)
まず一番わかりやすいのが 配当利回り です。
僕は、ざっくりとした目安として、
-
税引後で4%以上の利回り
を1つのラインにしています。
そこから逆算すると、目安はこんな感じです。
-
日本株:税引前でおよそ5%前後
-
米国株:税引前でおよそ6%前後
ただし、これはあくまで 「いま買うなら」 の話です。
増配実績が5年以上あるなら、利回り3〜4%でもOK
もう1つ大事にしているのが、
「増配実績」
です。
-
増配が5年以上続いている銘柄
-
財務状態もまだ健全そうな企業
であれば、利回りが3〜4%台でも購入候補に入れます。
理由はシンプルで、
「今の利回りがちょっと物足りなくても、将来の利回りは上がっていく」からです。
たとえば、
-
今は利回り3.5%だけど、
-
毎年コツコツ増配してくれる会社なら、
-
5年後には実質利回り(取得単価ベース)が4〜5%を超えてくる
みたいなイメージですね。
今はコロナ直後ほど“お宝利回り”は少ない
正直に言うと、
コロナショック直後のような“宝の山状態”では、もうありません。
-
日本株も米国株も株価が大きく上がり、
-
税引後4%以上の“おいしい利回り”の銘柄はかなり減りました。
だからこそ、今は
-
「なんとなく利回りが高い銘柄を適当に買う」
ではなく、 -
「基準を決めて、狙い撃ちする」
ことが重要になってきます。
基準② 株主優待込み高利回りに要注意。配当と優待は別物
次に、僕が過去に 「危うく失敗しかけたな…」 と感じたポイントです。
それが、
「株主優待込みで高利回りに見える銘柄」
です。
優待は嬉しい。でも“使い道の狭さ”がデメリット
もちろん、株主優待は嬉しいです。
-
自社製品の詰め合わせ
-
金券・クオカード
-
割引券
どれも「お得感」はあります。
でも、僕はこう感じるようになりました。
「優待って、意外と使い道が狭いな…」
-
欲しいタイミングと優待が届くタイミングがズレる
-
使えるお店が限定されている
-
そもそも使わずに眠らせてしまうこともある
一方、配当金(現金) は、
-
電気代の支払いに使ってもいい
-
新しい投資のタネ銭にしてもいい
-
外食や旅行に回してもいい
とにかく 自由度が段違い です。
僕はFI(経済的自立)を目指しているので、現金として自由に使える配当」の方を重視するようになりました。
そのため僕は、
「優待は“おまけ”ぐらいに考えておき、
基本は配当だけで勝負できる銘柄を選ぶ」
というスタンスに落ち着きました。
基準③ 配当性向・業績・事業内容を“ざっくり”確認する
ここからは、少し“中身”の話です。
といっても、僕はプロではないので、ガチガチに分析しているわけではありません。
あくまで、
「初心者でもマネしやすいレベルのざっくりチェック」
にしています。
やっていることは、大きくこのあたりです。
① 配当性向は70%を超えていないか?
まず見るのが、
配当性向(利益のうち、どれくらい配当に回しているか)
です。
ざっくりとした目安としては、
-
70%を超えていないかどうか
ここをチェックしています。
-
50%前後 → まだ余裕あり
-
70%近い → ちょっと注意
-
100%超 → かなり無理している可能性
もちろん業種によって適正水準は違いますが、
“あまりにも配当性向が高すぎる” 企業は、
不況になる → 利益が減る → 配当が維持できない → 減配
という未来が見えやすいので、慎重に見ています。
② 四季報で「今期・来期の予想」をざっくり確認
次に使うのが 四季報 です。
とはいえ、細かい数字をすべて読み込むわけではなく、
-
今期の業績予想
-
来期の見通し
-
コメント欄のトレンド感
を “ざっくり” 見ているだけです。
チェックポイントは、
-
売上・利益が右肩上がり or 安定しているか
-
「減益」「苦戦」「先行投資負担」など、不安ワードが多すぎないか
-
事業が縮小傾向にないか
このあたりですね。
ちなみに、僕は四季報の本は買っておりません。
楽天証券の「iSPEED – 楽天証券の株アプリ」に四季報が載っているので、そちらで一気にチェックしてます。
めちゃくちゃわかりやすく、すぐに見れるのでおすすめです!
③ 主力事業が「今後縮退しそうか」感覚的に判断
これもかなり感覚ベースですが、
-
主力事業は何か?
-
そのビジネスは、10年後も必要とされていそうか?
-
逆に、明らかに先細りしそうな印象はないか?
を、四季報やIR資料を眺めながら “ざっくり” 判断しています。
ここは正解を当てるというより、
「明らかに危なそうな地雷だけ避ける」
ぐらいのイメージで判断してます。
④ 過去の配当実績:減配歴と増配傾向
高配当株では、配当の歴史 がかなり重要です。
-
過去に減配したことがあるか
-
累進配当(減配せず、据え置きor増配が原則)か
-
ここ数年、増配が続いているか
このあたりを確認します。
減配実績がある企業は基本買わない
というのが、今の僕のスタンスです。
理由はシンプルで、
-
一度減配している企業 →
今後も株価と配当の両方が下がる可能性が高い -
減配=株主還元の優先度が低い会社かもしれない
と感じているからです。
(※かつてJTを売ったときの反省については、後半で触れます)
⑤ 過去数年の株価と現在の株価、現時点の利回り
最後に、
-
過去数年の株価のレンジ(安値・高値)
-
今の株価がその中のどの辺に位置するか
-
現時点の配当利回りが割高か割安か
を軽く見ます。
ここも完璧に判断する必要はなくて、
-
「さすがに上がりすぎてない?」
-
「この利回りなら、まだ打診買いしてもいいかな」
といった 感覚の材料 にするイメージですね。
基準④ 利回り10%超の日本株は、基本スルーする
次は、かなり分かりやすい NGライン です。
「日本株で、利回り10%超の銘柄」
これは、基本的に 手を出しません。
なぜ利回り10%超が危険なのか?
配当利回りが10%を超えるようなケースは、だいたい
-
一時的な特別配当が乗っている
-
業績が悪化し、株価が暴落した結果、見かけ上の利回りが跳ね上がっている
ことが多いです。
特に後者は要注意で、
-
株価が暴落 → 利回りが大きく見える
-
でも、業績はボロボロ → 配当維持は難しい
-
結果、減配 or 無配 → 株価もさらに下落
という、負のコンボ に陥りやすいです。
見た目のインパクトだけで飛びつくと、
配当も株価も両方失ってしまう可能性が高いゾーンなので、
「あまりにおいしすぎる話は、たいていワナ」
ぐらいに思っておくと、メンタル的にも安全です。
基準⑤ 減配企業は基本買わない。ただし“JTの教訓”もある
さきほど少し触れましたが、僕は
「直近で減配している銘柄は基本買わない」
というルールで動いています。
減配企業を避ける理由
-
減配する=それだけ余裕がない
-
今後の業績に不安がある
-
株主還元の優先順位が低い場合もある
こういった可能性を考えると、
減配企業=将来も配当&株価の両方が減るリスクが高い
と見て、あえて近づかないようにしています。
ただし、JTを売って後悔した経験もある
そんな僕も、投資を始めた初期に JT を保有していました。
当時は投資を始めて数ヶ月。
知識も経験もない中で、株価の下落や初の減配に不安になり、
「よく分からないし、怖いから一旦売っておこう…」
と、早めに手放してしまいました。
その後のことは、皆さんご存知の通り。
-
株価は回復
-
配当も増加(むしろその後おいしい時期が続く)
「長期で持っていれば、株価も配当も両取りできたな…」
と、今振り返ると結構もったいないことをしたと思っています。
この経験から学んだのは、
-
ルールとして減配企業は避けるのはアリ
-
でも「不安だから」とすぐに売るのは、また別問題
ということです。
だからこそ今は、
「減配企業は基本買わない」というスタンスは維持しつつ、
「一時的な不安での狼狽売り」はしないように意識しています。
基準⑥ 最後は“勢い”も必要。少額でポチって経験値を積む
ここまで読んで、
「うーん、やっぱり難しそう…」
「銘柄選び、まだ不安だな…」
と感じた方も多いと思います。
正直に言います。
どれだけ本を読んでも、記事を読んでも、
実際にポチってみないと、不安は0にはならないです。
僕自身も、最後の最後はこうしています。
利回り&ざっくりチェック → あとは勢いで行く
-
税引後4%前後の利回りか
-
減配していないか
-
大企業で、事業もそれなりに将来性がありそうか
ここまで確認したら、
あとは正直 「勢いとノリ」 です。
「ここまで考えたなら、あとは経験だ!」
と腹をくくって、えいや!とポチる。
もちろん、そのために
-
いきなり大金を突っ込まない
-
最初は少額からにして、最悪ドブに捨ててもいい金額にとどめる
という “防御” も同時に意識しています。
「頭と尻尾はくれてやる」ぐらいでちょうどいい
完璧な底値で買おうとすると、
一生ポチれません。
僕が好きなのは、
「頭と尻尾はくれてやる」
という考え方です。
-
ド底で買えなくてもいい
-
ド天井で売れなくてもいい
-
真ん中の“おいしいゾーン”が取れれば十分
このマインドでいると、
「多少の含み損は、将来の配当で回収すればいいや」
と、だいぶ気持ちが楽になります。
実例① 買ってよかった高配当株たち
ここまで基準を色々書いてきましたが、
「実際どうだったの?」というところも気になると思います。
僕自身、買ってよかったと心から思っている銘柄 は、
-
三菱UFJフィナンシャル・グループ
-
三井住友フィナンシャルグループ
-
オリックス
あたりです。
株価も配当も“爆増”した金融・オリックス組
このあたりはもう、
株価と配当の両方が、えげつないレベルで増えた
といっても過言ではありません。
-
コロナ禍で安値圏を拾えたこと
-
その後の業績改善・金利環境の変化
-
企業側の株主還元姿勢の強化
いろんな追い風が重なり、
「今は正直、高すぎて買い増ししづらい…」
と思うレベルまで来ています。
これは完全に“後付けの成功例”ではありますが、
-
「大企業」
-
「配当をしっかり出している」
-
「業績が大きく崩れていない」
という基本条件を満たした銘柄を、
それなりに安いタイミングで拾っておくと、
長期ではちゃんと報われる可能性が高い
という、1つの実例になってくれたと感じています。
実例② 5年後も絶対に持ち続けたい3銘柄
僕が 「5年後も間違いなく持ち続けているだろうな」
と感じている銘柄が、次の3つです。
-
三菱商事
-
伊藤忠商事
-
三井住友フィナンシャルグループ
① ほぼ確実に“倒産しない”レベルの大企業であること
まず大前提として、
「この企業が倒産するなら、日本の多くの企業も一緒に沈むレベル」
というぐらいの規模・競争力がある会社だと感じています。
もちろん、未来は誰にも分かりません。
でも、長年サラリーマンをやってきた肌感覚として、
-
こうした超大企業が持つネットワーク
-
世界中に広がるビジネス基盤
-
優秀な人材の層の厚さ
を考えると、
「長期的に見て、生き残る可能性が非常に高い」
と判断しています。
② 中で働く人の“異次元の優秀さ”を知っているから
もう1つ、個人的にすごく大きいのが、
「超大企業で働いている人材の優秀さを、サラリーマンとして実感している」
という点です。
実際に仕事をしていると、
-
超大企業の方
-
総合商社グループの方
-
メガバンク・大手金融の方
と接する機会(もしくは会社の同僚から聞く話)がありますが、
本当に 「自分より圧倒的に優秀だ…」 と感じる人がゴロゴロいます。
-
英語もできる
-
専門知識も深い
-
交渉力も高い
-
頭の回転も速い
そういった人たちが、
「株主へしっかり還元しながら、
企業の成長も狙っていく」
そんな環境にいると考えると、
「この会社たちは、これからも増配していく可能性が高い」
と、かなり強く期待しています。(ちなみに僕は、普通の会社に勤めている普通の会社員です^ – ^)
まとめ|少額でポチる勇気が、あなたの“投資経験値”になる
最後に、この記事で一番伝えたいことを、もう一度整理します。
僕が高配当株を選ぶときに意識しているのは、ざっくり言うとこんな感じです。
-
税引後4%以上の利回りを目安にする
→ 日本株なら5%、米国株なら6%前後 -
増配実績が5年以上あれば、3〜4%台でも検討対象
-
優待込み高利回りには注意し、基本は配当重視
-
配当性向70%超えは要注意
-
四季報で業績・事業のトレンドをざっくりチェック
-
利回り10%超の日本株は基本スルー
-
直近で減配している企業は基本買わない
-
最後は“勢い”も必要。少額で買って経験値を積む
そして、何より伝えたいのはこれです。
個別銘柄を自分でポチる時、色々な不安が過ります。
でも、買って後悔した方が、今後の自分をより投資面で成長させてくれる。
-
実際に買ってみないと、
“自分はどれくらいの含み損に耐えられるか” も分からない。 -
一度痛い思いをすると、
“リスクに対する感度” が一気に高まる。
だからこそ僕は、
「まずは少額から購入し、経験値を高めつつ、
配当金という“心の防衛ライン”を一緒に育てていきましょう」
と、あなたにお伝えしたいです。
この記事が、
「最初の一歩を踏み出すための、背中を押す一発」
になってくれたら、駐屯地の兵士としてこれ以上の喜びはありません。
もしこの記事が少しでも参考になったら、
次は 「自分のルールを1つだけ決めて、少額からポチる」 から始めてみてください。
そこから、あなたの“配当戦線”がスタートします。