こんにちは!駐屯地の兵士です。
今日の戦場は「高配当株か?インデックスか?」という、多くの投資初心者が必ず通る“最初の分岐点”。
これは、ただの投資ジャンルの比較ではありません。
あなたの人生がどんな未来を手にするのか──
どんな不安から解放されるのか──
その“戦略の根幹”を決める大切な問いです。
僕自身も、この分岐点で何度も悩みました。
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「本当に高配当って安心なの?」
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「インデックスの方が正解とよく言われるけど…」
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「FIREするならどっちがいい?」
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「暴落したらどうするの?」
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「リスクと向き合える自信がない…」
あなたと同じように悩んでいた一人です。
しかし、確信を持って言えることがあります。
“僕は高配当株を主力にしたことで、人生が確実に変わった。”
投資を始めたのは、2020年。
職場のパワハラで心が壊れかけていた時期でした。
「給与だけに頼る生き方は危険だ」
「自分の人生を守る防衛力が必要だ」
そんな思いから、僕は投資という戦線に足を踏み入れました。
そこから5年、高配当株を中心に投資を積み重ね──
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年間配当30万円を突破
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含み益500万円を突破
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資産1,500万円を突破
気づけば、当時想像もできなかった場所に立っていました。
しかしこれは「高配当が正義」という話ではありません。
インデックス投資にも大きな役割があります。
大切なのは、
“あなたは何を求めて投資するのか?”
“その目的に対し、どちらの戦略が正しいのか?”
この記事では、あなたが迷わぬよう、
高配当とインデックスの違いを“戦略”という視点から丁寧に比較していきます。
- 高配当株とインデックス投資の決定的な違い
- どんなタイプの人が高配当株/インデックスに向いているか
- 僕が「高配当株を主力にする」と決めた理由
Contents
高配当株とインデックス投資は、そもそも“戦う場所”が違う
まず最初に理解すべきポイントはこれです。
高配当とインデックスは、同じ投資ではあるけれど
戦う戦場も、担う役割も、まったく違う。
分かりやすく言えば──
- 高配当株 = 補給路(キャッシュフロー)
- インデックス = 前線を押し上げる戦車(資産の成長)
どちらも軍に必要な存在ですが、
役割はまったく異なります。
高配当株は「生活を安定させるための補給路」
高配当株の魅力は、なんといってもこれ。
“配当という補給が、定期的にあなたのもとへ届く。”
給料だけに頼らず、毎月・毎年、確実に手に入るキャッシュ。
これはあなたの人生に「もう一本の給料」を足すのと同じ効果があります。
精神的な安定は、投資継続の最大の武器です。
インデックスは「軍全体の戦力を押し上げる装甲部隊」
インデックス投資は、
市場全体の成長を取り込む仕組みです。
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分散
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ほったらかし
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複利
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コストの低さ
これらが組み合わさることで、
時間をかけて確実に“軍の総力(資産)”を強めていきます。
しかし、裏を返すと──
配当のような“即効性のある補給”はない。
だからこそ、
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毎月の安心
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メンタルの平穏
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投資の継続力
これを最優先したい僕は、高配当株を主力にしています。
比較①|高配当株とインデックス投資の目的は「根本から違う」
投資の世界には、いろんな戦略があります。
でも、どんな戦略にも“目的”があります。
そして──
あなたの“目的”によって、正しい投資は変わります。
高配当株とインデックス投資は、同じ株式投資というカテゴリーに入りながら、
実はまったく違う“未来”を見ています。
それをまず、明確にしておきますね。
ここが最も重要なポイントです。
一言でいうと:
- 高配当株
→ 今の人生を楽にするための投資 - インデックス
→ 未来の人生を豊かにするための投資
この認識がないまま比較すると、
どうしても“どっちが儲かるか?”という近視眼的な判断になってしまいます。
しかし、本質はそこではありません。
高配当株の目的:「今日の安心を作る」投資
高配当株がもたらしてくれるもの。
それは、絶対に裏切らない“確定収入”です。
もちろん配当が減配される可能性はゼロではありません。
それでも──
株価が下がっても、配当さえ出れば生活は守られる。
これは、想像以上にあなたの人生を変えます。
含み損でも“勝てる”という珍しい投資
高配当株は、例えるなら
「陣地を守りながら、敵の弾薬を奪って自分の補給に回す戦術」
あなたが負けているように見えても、
実は内部でじわじわ勝利を積み重ねている。
そんな稀有な投資法です。
たとえば株価が20%下がったとしても、
毎年4%の配当金が出れば、5年で配当だけで20%を回収できます。
つまり、
含み損が精神を削らない。
これは、想像以上に強力です。
僕が高配当株を選んだ理由
僕は過去に職場のパワハラで精神的に辛い時期がありました。
当時の僕は、
お金というより心の余裕が枯渇していた。
そんなとき──
高配当株の「確実に入るお金」という存在が、
本当に支えになりました。
ある月、保有銘柄から3万円入ったとき、
涙が出るほど嬉しかった。
“あ、自分はまだ戦えるんだ”
そう感じられた瞬間でした。
これが僕が高配当株を主力にした理由です。
“安心”が欲しかった。
給料だけに頼らない人生を作りたかった。
これは数字では語れない“価値”です。
インデックス投資の目的:「未来の安心を蓄える」投資
対してインデックス投資は、
“未来の資産を最大化する”ことが目的です。
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今ではなく、未来のため
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今の自由ではなく、老後や10年後の安心
-
今のキャッシュではなく、将来の資産額
を重視しています。
インデックスは“資産の中心にある戦車”
インデックスは、軍隊でいうなら
“前線を押し上げる重装甲の主力戦車”
敵に正面から撃たれても倒れにくい。
じわじわ前進し続ける。
時間とともに必ず成果を出す。
そんな存在です。
ただし、即効性はない
これが高配当株との決定的な違いです。
インデックスは確かに強い。
しかし、10年・20年といった“長期戦”を前提とした戦術です。
※売却しないと利益が確定しない部分も含みます。
つまり──
今の生活が苦しい人には使いにくい戦術
でもあります。
僕がインデックスを続けている理由
僕が毎月3万円を楽天VTIで積み立てている理由はシンプルです。
未来の自分を助けるため。
投資を始めた頃は正直よく分からなかった。
でも、気づけば含み益は100万円を突破しました。
こういう“じわじわ効いてくる強さ”がインデックス投資にはある。
結論:高配当株 = 現在を強くする戦術 インデックス = 未来を強くする戦術
だからこそ、比較ではなく“役割”として考えなければいけません。
そして──
僕の結論は明確です。
“僕は今の人生を良くしたいから、高配当株が中心。”
未来の安心はインデックスで作る。
現在の安心は高配当株で作る。
この“二刀流”こそ、僕が辿り着いた最適解です。
比較②|高配当株とインデックス投資の「実戦での動き」
投資の理論はどれだけでも語れます。
でも──
人を救うのは“実際にその戦場で戦った人の言葉”です。
ここでは、僕自身の実体験を交えながら
高配当とインデックスの“リアルな違い”をお伝えします。
これは書籍には載っていない、現場の声です。
高配当株は“感情の安定”が段違いに強い
高配当株を4年間やってきて、真っ先に言えることがあります。
含み損でも怖くない。むしろワクワクする瞬間がある。
理由はシンプルです。
- 含み損になっても配当は入る
- だから精神が折れない
- だから続けられる
- だから成果が積み上がる
- 長期保有していると含み損も気づけば含み益になっている
投資で最も難しいのは「続けること」。
短期の利益ではありません。
僕は正直、含み損にはめっぽう弱いタイプです。
でも──
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INPEXが下がった日も
-
銀行株が売られた日も
-
商社株が調整した日も
配当があるから続けられた。
配当金の通知を見るたびに思ったのは、
「自分はまだ戦える」という安心でした。
高値掴みでも“時間と配当”が挽回してくれる
僕がよくやってしまうのが、高値掴みです(笑)
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「上がってる…買いたい!」
-
「やばい…下がった…」
でも驚くことに、
高配当株は“株価が戻るまでの時間を配当が埋めてくれる”のです。
例:
利回り4%の銘柄 → 5年で20%の配当
利回り5%の銘柄 → 5年で25%の配当
つまり──
含み損が“配当”という武器で自然に薄まっていく。
これはインデックスでは味わえません。
企業ニュースに敏感=チャンスも多い
高配当株は個別株が多いため、
決算・ニュースの影響を受けやすい。
そしてここが楽しいところです。
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好決算 → 株価上昇&増配決定
-
悪決算 → 株価急落で買い場出現
たとえば僕の場合──
★ 商社株(特に伊藤忠・三菱商事)
好決算のたびに地味に上がり続け、
気づいたら“配当+株価”のWで資産を押し上げてくれました。
★ 銀行株
金利ニュースで一喜一憂しつつも、
平均取得価格が安いため、
今では“含み益+高配当の二刀流”状態です。
★ INPEX
エネルギー価格の追い風で株価4倍。
配当も増配。
資産形成を大きく支えてくれた“最強の友軍”。
★ J-REIT
スターアジア・タカラレーベンなど、
地味ながら安定した補給路を作ってくれる存在。
このように、高配当株は
実際に企業が利益を出してくれている姿が見える。
だから応援したくなるし、
応援が報われる投資です。
一方、インデックス投資の実戦感はこうなる
もちろん、インデックス投資にも大きなメリットがあります。
市場全体が味方してくれる圧倒的安心感
たとえば「楽天VTI(楽天全米株式)」。
毎月3万円を積み立てるだけでアメリカ全体の成長を取り込める。
S&P500の歴史を見ても──
- 20年以上の保有で元本割れゼロ
- 10年単位でもプラスが多い
これはもう“安心の塊”です。
ほったらかしで勝てる=忙しい社会人に最適
インデックス投資は、
人生初の投資としては最高の教材です。
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銘柄選び不要
-
チャートを追わなくてOK
-
仮に暴落しても“気絶”でOK
-
再開も簡単
毎月積み立てていることすら忘れるレベルです。
実際、僕も5年続ける中で含み益100万円超。
ほぼ何もしないで100万円増えている。
これを“弱い”と言うのは、投資を知らない人です。
ただし、成果を実感しにくい
インデックス投資の最大の弱点はここです。
- 配当が出ない(再投資型の場合)
- 含み益は見えるけど、使えない
- “増えてる実感”が薄い(生活が豊かになったと感じづらい)
本当に心の底から思いますが、
インデックス投資は精神的にタフな人じゃないと継続が難しい。
特に初心者は含み損が出ると
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「これ意味ある?」
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「続ける意味ある?」
-
「やめたい…」
となる。
配当があると「やめたい」が来ないんです。
ここが本当に大きい。
結論:“続けられるかどうか”で戦術の正しさは決まる
世の中の投資指南書は
「インデックス一択」で語られることが多いです。
でも、僕は胸を張って言います。
“続けられない戦術は、どれだけ優れていても正しくない。”
あなたが続けられる投資が、あなたにとっての正解です。
そして僕は──
高配当なら続けられた。
成功とは言えませんが、少なくとも今の生活で、「配当があるから豊かになった」と感じる場面は多々あります。
だからより、投資に対して前向きになり継続ができています。
比較③|どんなタイプの人が高配当に向いているか?
投資は「数字のゲーム」ではありません。
どれだけ合理的な戦術でも──
“自分の性格に合っていなければ、100%失敗します。”
これは、5年間投資を続けてきて確信した事実です。
人間は合理的ではなく“感情で動く生き物”だからです。
だからこそ、
あなたの性格・価値観・人生の状況から、
どちらの戦術が向いているかを判断する必要があります。
ここでは、投資の中でも最も重要な要素
「僕の経験」 をもとに適した投資タイプを示します。
① 配当という“実感”がほしい人
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積立だけだと実感がわかない
-
含み益が増えても「使えない」から嬉しくない
-
手元に入るお金がほしい
-
毎月の入金がモチベーションになる
こういう人は 完全に高配当株向きです。
② メンタルが強くない人
-
含み損が怖い
-
値動きに一喜一憂してしまう
-
下落すると投資をやめたくなる
そんなタイプの人は、
配当金という“心の防御壁”が必要です。
例えば──
株価が5%下がっても、
配当利回り4%なら心理的に耐えられる。
これは本当に大きい。
③ 給料以外の収入を育てたい人
あなたがもし、
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今の給料に不安がある
-
給与所得だけに依存したくない
-
副業は続かない
-
安定収入を1本追加したい
というタイプなら、
高配当株は“人生の武器”になります。
僕の場合、
給与以外の収入がゼロのとき、
配当の存在に何度も救われました。
若手で収入が少なかった頃──
INPEXや銀行株の配当が生活と精神を支えてくれた。
これは「数字以上の価値」です。
④ FIREの「序盤」で楽になりたい人
高配当株は、FIREを最短で目指したい人にも向いています。
理由はシンプルで、
- 配当は毎年積み上がるため、進捗が明確
- 再投資による加速を実感できる
- メンタルが安定するから続く
配当が3万円 → 10万円 → 20万円 → 30万円と増えていくと、
人生の選択肢が本当に増えます。
一方、インデックス投資が向いているタイプは?
高配当株が誰にでも向いているわけではありません。
インデックス投資の方が幸せになれる人も多くいます。
① とにかく手間をかけたくない人
-
銘柄分析が嫌
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興味が湧かない
-
毎月定額を積み立てるだけでいい
-
仕事が忙しい
こういう人はインデックスの方が向いています。
ほったらかしでOK。
これほど楽な投資はありません。
② 資産の「最大化」を最優先したい人
高配当株は“キャッシュフロー”を重視しますが、
インデックスは“総資産の最大化”が目的です。
-
老後資金
-
教育資金
-
大きな買い物
-
老後の不安解消
こういった将来の計画がメインならインデックス投資が向いています。
③ 価格変動に耐えられるタイプ(メンタル強者)
インデックスは特に暴落時に本性が出ます。
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-20%
-
-30%
-
-50%(リーマン級)
こういう局面でも“買い続けられる人”はインデックスに向いています。
▼ 逆に言えば
精神的に弱い人はインデックス一本では折れる可能性大です。
④ 投資を始めたばかりの初心者
これは僕が確信を持って言えることですが──
投資初心者はインデックスから入ると挫折しにくい。
理由は
-
ほったらかし
-
仕組みがシンプル
-
分散してて安心
-
毎月積立で自然と投資が習慣化
高配当株は魅力的ですが、
いきなり個別株に入るのは少しハードルが高いと感じる人もいます。
だから初心者は
- NISAの積立枠 → インデックス
- 成長枠・特定口座 → 高配当
という分け方が合理的です。
「あなたの性格こそ、戦術を決める最強の武器」
投資本はよくこう言います。
-
インデックス最強
-
高配当は非効率
-
配当よりトータルリターンが重要
確かに理論上はそうかもしれません。
でも──
続けられない戦略は、あなたにとって“最弱”です。
続けられる戦略が、あなたの人生を変えます。
あなたがどんな人で、
どんな未来を望み、
どんな不安を抱えていて、
どんな生活を送りたいのか。
そこから始まるのが本当の投資です。
僕が「高配当株を主力」にすると決めた、たった1つの理由
余談ですが、僕が高配当株投資を主軸にする理由を最後に言わせてください。
その理由は──
“配当金が、自分の人生を守ってくれたから。”
これに尽きます。
パワハラで心が折れた頃
当時の僕は、今ほど強くありませんでした。
-
パワハラ
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激務
-
失敗の連続
-
自信の喪失
-
部下が毎年奪われていく組織構造
仕事で評価されても、
次の日にはまた叱責される。
努力しても報われない環境の中で、
自分の価値が見えなくなる瞬間が何度もあった。
そんな状態では、当然
「人生このままでいいのか?」
「もし仕事ができなくなったら?」
という不安が常に頭をよぎりました。
そんな中で“高配当株”が味方になった
配当金は少額でした。
最初は数百円、数千円でした。
でも──
その小さな入金が、
僕の人生にとってとてつもない意味を持ちました。
なぜなら、
“努力しなくても、否定されなくても、
自分が働いていない時間に“お金が味方してくれた”から。”
会社では評価されなくても、
市場は僕を裏切らなかった。
働けなくても、
配当は安定して届いた。
どれだけ怒鳴られても、
どれだけ失敗しても、
配当金だけは僕を否定しなかった。
これがどれほど大きな救いになったか。
そして気づきました
配当とは、
株という数字ではなく、
“自分が生きていくための安心材料なんだ”
という真実。
そこから僕は高配当株を積み増し続け──
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年間配当30万円を突破
-
含み益500万円を突破
-
資産1,500万円を突破
-
年間配当50万円へ向けて戦線を拡大中
まさに、人生の再起でした。
だから僕は言い切る 「高配当株は、心を救う投資だ」と。
たしかにインデックス投資は
長期で見れば優れているかもしれません。
学術論文でも、データでも、多くの専門家でも、
“効率”を語るならインデックスが勝つと言うでしょう。
でも──
人生の苦しみを減らしてくれるのは、高配当株なんです。
なぜなら、
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収入の柱が増え
-
心の余裕が生まれ
-
将来への不安が減り
-
仕事への依存度が下がり
-
人生の選択肢が広がる
からです。
これほど“人間の幸福”に直結する投資は他にありません。
最終結論 :高配当株×インデックスの併用が最強だが、人生を変えるのは“高配当株”である。
投資本では語られません。
でも、5年間戦ってきた僕はこう断言します。
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インデックスはあなたの未来を救う
-
高配当株はあなたの現在を救う
そして──
あなたの人生を変えるのは“現在”です。
現在の心、現在の生活、現在の安心が整うからこそ
未来が明るく見える。
だから、高配当株が人生を変えると考えています。
最後に── あなたの戦線を、今日ここから始めよう。
投資は特別な才能はいりません。
必要なのは「一歩踏み出す勇気」だけ。
高配当株でもいい。
インデックスでもいい。
両方でもいい。
大事なのは、
あなたが何のために戦うのか。
僕はその答えを“配当金の安心”の中に見つけました。
あなたもきっと、
自分だけの答えに辿り着けるはずです。